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AGC・電子増感とは
 AGCとは「オート ゲイン コントロール」の略で、「ゲインコントロール」とは電子的、電気的に信号を増幅したり減衰させたりすることです。監視カメラにおいては、信号を増幅することで映像を明るくし、信号を減衰させることで映像を暗くする機能を指します。
 AGCはこの信号の増幅・減衰をカメラ内の回路で自動的に行い、適した明るさにするための機能です。
 主に、暗い場所の映像における明度向上 = 信号の増幅が使われ、この信号の増幅に特化させた機能は「電子増感」と呼びます。
 
 AGCは自動で明るさを調整してくれるため、明るさが刻々と変化する場所では必須の機能とも言え、大変便利な機能ではあるのですが、ゲインを上げて明るさを向上させるほどノイズが目立つようにもなります。
 そのため、効かせすぎは映像品質の低下を招き、せっかく撮影を行っていたのに映像が荒れているために映っているものが判別できない、となってしまうこともあります。
 AGCなどによる電子増感は、撮影する場所にある程度の明るさがあることを前提として、ある程度の明るさを補正する機能、と考えておくのが良いでしょう。ほとんど明るさのない場所で、電子増感の機能に期待して撮影を行っても、まともな映像が見えなくて設置した意味がなく無駄になってしまった、となってはもったいありません。
 
 なお、デイナイト機能を併せ持った監視カメラでしたら、暗い場所(低照度)でも明るい映像を得られやすいモノクロ映像により、上記のような問題が軽減します。また、ノイズ軽減(NR)機能の優秀な機種は、映像のノイズを減少させ映っている内容が認識しやすいように調整してくれます。しかしこれらもあくまで補助的な機能であり、充分な効果が発揮できない場合もあります。
 照明となるものがほとんど無い場所で、10~30m程度までの近距離を映したい場合には、IR付カメラの利用をお勧めします。  

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